洗濯機と冷蔵庫だけの引っ越し依頼は可能?業者探しと事前準備は?

「引越し費用って結構高いから、冷蔵庫や洗濯機も自分たちで運びたい！」

「なるべく節約したいけど、重たい冷蔵庫や洗濯機だけは業者に頼みたい！」

と考える方も多いのではないでしょうか？

引っ越し費用を安く抑えるために、大型家電を自分たちで運ぼうと考えてるんだけど、どう思う？

でも、自分たちで運んだことで、壊れたり怪我をするのは嫌じゃない？

大型家電だけでも、業者にお願いした方がいいと思うけど。

今回は「大型家電は自分たちで運べるの？業者に頼んだ方がいいの？」をご紹介します。

自分たちで運ぶ場合

必要な人数は3人

洗濯機と冷蔵庫って何人くらいいれば運べるんだろう？

そうね。

ネットで調べた限り「安全に運ぶためには、少なくとも３人程度の男手が必要」って書いてるよ。

それに、引っ越し当日予定を空けてくれて、力に自信のある家族や友人に頼めるかどうかを確認しておくことも必要ね。

運搬方法や運搬器具は？

業者に頼む場合は、専門の運搬器具を使って狭いドアの出入りや積み込み設置をしてくれます。

例えば、室内で動かす際の毛布の枚数や搬出後車に乗せるまでの台車、車に積み込みする際の固定ロープなども専門業者であれば準備をしてくれます。

さらに、運搬時には「右側壁まで５センチくらいだよ」「こっちから入るからそっちは降ろして」などの声の掛け合いなどにも慣れています。

でも、それを僕たち素人が用意して運ぶとなると結構大変だよね。

持っていない物を購入してまでとなると、それも出費だし…

知り合いに借りて壊したら嫌だしな。

家電の故障や運ぶ時の建物への傷にも配慮しながら、毛布や台車を使って運ぶことが必要なのね。

思ったよりも、かなり大変そうね。

いくら自分たちで運んで費用を安くあげようと思っても、これは相当大変な作業になってきます。

ちなみに、実際に自分たちで運んだ経験がある知り合いは、こんなことを言っていました。

このように、やはり自分たちで運ぶのは大変です。

ここは、専門業者に依頼して運んでもらうことをオススメします。

やっぱり自分たちで運ぶのって大変なんだね。

専門業者に依頼すれば、多少の出費はあっても、プロが運んでくれるから安心だね。

専門業者に依頼すれば

「本当に運べるかな？」

「当日運んでみて無理だったらどうしよう…」

といった心配をすることもありませんよ。

運搬を頼める専門業者はどこ？

「業者に頼もう！」

と決めたら、次に決めることは依頼先です。

すぐに思いつくのは、引っ越し業者かな？

他にも頼めるところはあるかな？

では、家電を配送してくれる業者をチェックしていきましょう。

ヤマトホームコンビニエンス「らくらく家財宅急便」

家電を最少一つからでも配送してくれるのが

ヤマトホームコンビニエンス「らくらく家財宅急便」です。

サービス内容は、梱包→搬出→輸送→搬入→開梱設置→廃材回収が可能です。

ただ、設置に関しては、希望の場所まで運んで置いてくれるものの、家電のセッティングについてはオプション料金がかかります。

洗濯機は、すぐ使えるようにしてもらいたいよね。

料金に、オプション料金を加えて考えておかないといけないわね。

ちなみに、日にち指定は1週間以内であれば可能です。

さらに、4区分の時間の指定もできるので便利です。

料金は、家電のサイズと移動距離によっても変わってきます。

家電のサイズは、高さ・幅・奥行を合計した数値によってランク分けされています。

例えば、Cランク（3辺の合計が250cmまで）の荷物を東京から大阪に送る場合は、8,050円（税抜き）かかります。

荷物の数が少なく、距離が遠方の場合はお得です。

詳しくは公式サイトで確認してくださいね。

ヤマトホームコンビニエンス「らくらく家財宅急便」

結構リーズナブルだね！

ヤマトだったら全国に支店があるし、知名度もあって安心の運送業者だよね。

赤帽

移動距離が短く、短時間で済むような引っ越し先であれば、赤帽はお得になることもあります。

規定の移動距離が増えるごとに基本料金が加算されていきます。

なので、遠方へ引っ越しする場合、かなり高くなる可能性があります。

基本的な考え方として、作業員1名+トラック１台の料金設定となります。

なるほど！作業員が2名必要だったら、トラックも１台増えるし料金が倍になるってことだね。

依頼主が手伝うこともできますが、その場合は破損免責となります。

料金が安い分、この辺りは妥協しないといけない点でもありますね。

町の電気屋さん

そういえば、前にエアコンが壊れた時にお世話になった近所の電気屋さんがあったよね。

家電を扱うプロだから、もしかしたら家電の運搬なんかもしているのかしら？

引っ越し先が近場の場合、普段から付き合いのある近所の電気屋さんがあれば相談してみるのもいいですよ。

引っ越しの時は、エアコンの移設工事も必須です。

エアコンの移設と併せてお願いすれば、値引き交渉もできる場合がありますよ。

家電のプロなので、移設した家電の不具合を見てくれたり、地域で継続して利用してもらうためのちょっとしたサービスもしてくれることもあります。

ちなみに、街の電気屋さんにお願いした人の意見をご紹介します。

町の電気屋さんに依頼するときは、一度連絡をして見積書を作ってもらうと安心です。

引っ越し先が近場の場合に限られてきますが、引っ越し後も家の家電に不具合が出たり、分からないことがあっても頼りやすいので、日ごろからお付き合いをしてお得意様になるのもひとつの手ですよ。

一括見積りサイト

一括見積りサイトを利用するメリットは、その時にしか出てこないお得なプランを見つけることができることです。

日にち限定や曜日・時間が限定されたものなど、思ってもいない安いプランが出てくることもあります。

見積サイトの中には、電話なしでメールアドレスと条件を登録するだけで簡単に手続きできるものもあります。

幅広く情報を集めたい方にはオススメです。

また、タイムリーに掘り出し物のお得プランに出会えたときはラッキーですよ。

洗濯機と冷蔵庫を運搬する時の事前準備は？

洗濯機の準備

1日前に洗濯機の蛇口を閉め、脱水のみをしてよく乾燥させてください。

いい機会なので、私はついでに内側の淵の汚れをメラミンスポンジでこすってピカピカの状態にしておきました。

最後の洗濯が終わったら、洗濯槽クリーナーをしておいて、最後に脱水するとより安心ですよ。

冷蔵庫の準備

冷蔵庫の中身を空にしておきましょう。

• 生鮮食品

引っ越し前日までに全て使いきるように献立を工夫しましょう。

それでも残ったものは、もったいなくても捨ててください。

特に、夏場は食中毒等も怖いので捨てるようにしましょう。

• 冷凍食品

近場の場合は、クーラーボックスで保管して運搬する方法もあります。

遠方の場合は、費用が必要ですが、クール便をうまく利用して引っ越し先に送るのもアリです。

綺麗にしたら、冷凍室内の霜もふき取っておきましょう。

• 製氷室

出来上がっている氷は捨てて、製氷機のお水も捨てましょう。

• 電源を切る

運搬の前日には電源を切り、翌日は水受けに貯まった水を捨ててください。

分からない場合は、業者の方に電話して教えてもらうのも良いですよ。

冷蔵庫の中や棚って、滅多に掃除する機会がない場所だよね。

いい機会だから、汚れも綺麗に拭き取って、ピカピカの冷蔵庫を新居に持ち込めたら気持ちいいわね。

まとめ

自分たちで運ぶ場合は

• 最低必要な人数は3人
• 大変なので、業者に依頼するのがオススメ

運搬を頼める専門業者は

• ヤマトホームコンビニエンス「らくらく家財宅急便」
• 赤帽
• 町の電気屋さん
• 一括見積もりサイト

洗濯機を運搬する時の事前準備は

• 1日前に洗濯機の蛇口を閉め、脱水をして乾燥させておく

冷蔵庫を運搬する時の事前準備は

• 冷蔵庫の中身を空にしておく

今回は「大型家電は自分たちで運べるの？業者に頼んだ方がいいの？」をご紹介しました。

「依頼するのは、洗濯機と冷蔵庫だけ！」と決まっている方は、業者に依頼して安全に運んでもらいましょう。

今回の記事を参考に、一番お得な方法を見つけてみてくださいね。

引っ越し先の設置場所や搬入口のサイズは、しっかり確認しておきましょう！