<目からウロコ特集>
果たして、どちらが強いのか?
【値引き交渉対決】セールストークが上手な営業マンVS値引きテクを持つ関西のおばちゃん
引越会社からの見積り金額を見て
「え!?高すぎる!!」と驚いた経験はありませんか?
翔太 誰でもできるだけ「安く引っ越ししたい!」と思いますよね。私もそうです。私自身、就職をきっかけに一人暮らしを始めました。
過去に引越し経験がなかったので、その時は、とりあえず有名な引越会社1社だけを選んで依頼しました。
最初は、出てきた見積り金額を見て驚きましたが
翔太 まあ、繁忙期みたいだし、こんなものかな?と、あまり気にしませんでした。
それに、数社に見積りを取るのが面倒で、営業マンが提示した金額のまま契約しました。
しかし、あとから営業マンのセールストークに騙されていたことに気付きました。
僕のように、営業マンに提示された金額のまま契約をしたら、絶対に損します!!
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皆さんは、引っ越し先の地域によって引っ越しにまつわる風習があることをご存知ですか?
実は、沖縄県には不運に見舞われないようにするために、ある伝統的な風習を行うことがあります。
この風習を取り入れれば、神様から沖縄での新生活が上手くいくように見守ってもらえますよ。
今回は「沖縄で行われている伝統的な引っ越しの風習」をご紹介します。


目次
沖縄の引っ越し3ステップ
①旧暦と六曜を用いて引っ越し日時を決める




おめでたいことをする日は「大安」が良いとか言われてるよね。
引っ越しをする際は、まず引っ越しの日時を決めますよね?
素晴らしい日々をスタートさせるためにも、縁起の良い日(大安や先勝)を選ぶ人が多いです。
これは沖縄県でも全く同じですが、六曜以外にも縁起の良い引っ越し日を決める方法があります。
それは、以下の2つです。
- 干潮から満潮に向かう時間帯に引っ越しをする
- 琉球暦(旧暦)の行事の日を外して引っ越しをする


旧暦は毎年ズレるから、毎年「〇〇年 沖縄 旧暦行事」って検索して調べた方が良いね。


あくまでも風習だから、仏滅に引っ越したらダメってことでは無いみたい。
②ヒヌカン(神様)に引っ越しの報告をする



沖縄では、引っ越しのときに家から一緒に連れて行く神様がいます。
それを「ヒヌカン」と言います。
ヒヌカンとは、台所に祀る「火の神様」のことで、全国的には「かまどの神様」とも言われています。
火の災いから家庭を守ってくれる神様と古くから言い伝えられています。
そのため、引っ越しする際はヒヌカン(火の神様)も一緒に移動します。
引っ越しをする3日前までに、ヒヌカンに引っ越しの報告をします。
その際に、伝えることは以下の6つです。
- 現住所
- 氏名
- 家族全員分の名前
- 「いつも見守って下さりありがとうございます。」と感謝の言葉を言う
- 新住所
- 最後に「引っ越しが無事に終わるようお守りください。神様も付いて来てください。」と拝む



③味噌と塩をお供えする



引っ越し当日には、その家(土地)の神様に御挨拶をします。
引っ越し先には、荷物を運ぶより先に塩と味噌を台所にお供えします。
そして、家(土地)の神様に以下のように御挨拶をするのが沖縄の風習です。
これからここに住まわせてください。
大切にこの土地(部屋)を使わせて頂きます。
よろしくお願いします。



ところで、なんで味噌と塩をお供えするんだろう?
沖縄の風習Q&A
なぜ、味噌と塩をお供えするの?

なぜ、沖縄では味噌と塩をお供えするのでしょうか?
それは、沖縄では味噌はミース、塩はマースと呼ばれ親しまれ、最も大切なものとされてきたからです。
高温多湿の沖縄では、食品の腐敗防止に塩や味噌に漬けて保存するという食文化が根付いています。
そのため、味噌と塩は生きていく上で必要不可欠な存在だったということです。
昔は「味噌を作り守れる嫁は良い嫁」「味噌を買うような嫁はダメな嫁」と言われるくらい、味噌は重要でした。
また、裕福な家ほど味噌瓶の数が多く、2年味噌、3年味噌と熟成できることを誇りにしていました。
このような風習から、今でも沖縄では「味噌と塩は家ヌ主(やぁぬぬし)」という言葉があるほど大事なものとされています。
自分の荷物を運ぶよりも先に、大切な味噌と塩をお供えして御挨拶することで、その土地の神様を敬うということです。

なんだか、きゅうりに味噌を付けて食べたくなってきたな。

なぜ、味噌と塩を台所にお供えするの?

その家(土地)の神様にお供えする味噌と塩は、大切な存在であることが分かりました。
でも、なぜ台所にお供えをするのでしょうか?
それは、家の中には「トイレの神様」や「玄関の神様」など多くの神様が住んでいますが、その中でも「台所の神様」は、家(土地)の中で、一番偉い神様だからです。
そのため、トイレでもなく玄関でもない「台所」がお供えする場所として選ばれています。

なにか良いことがあるかもしれない!

お供えした後の味噌と塩はどうしたらいい?

家(土地)の神様に御挨拶をして荷物も運び込み、無事に引っ越しを終えました。
しかし「お供えした味噌と塩はどのくらい置いておけば良いの?」「どうやって片付けたら良いの?」と悩みますよね。
神様にお供えした味噌と塩は、何時間も何日も置いておく必要はありません。
自分の良いタイミングで下げてしまって大丈夫です。
この下げた味噌と塩は料理で使用し、体内に神様の御力を頂くのがオススメです。
どうしても衛生面などが気になる人や腐っている場合は、そのままゴミ箱に捨てても問題ありません。


沖縄の風習を行うときに注意することは?

沖縄の引っ越しの風習をご紹介しましたが、注意しなければいけないことが2点あります。
- 神様の前で「悪口」や「不満」「愚痴」を言わないこと
- お金が欲しいなどの個人的な願い事は避けること
ヒヌカンや家(土地)の神様は、家や家族を守ってくれますが、その家の良い事も悪い事も天の神様に報告する一面を持っています。
悪口や不満、愚痴などを言わないように気をつけましょう。
また、ヒヌカンや土地の神様に手を合わせる理由は「見守ってください」と日々の平和を願うものです。
お金が欲しいなどの個人的な願いごとは叶えられないので注意しましょう。


私たちも沖縄に引っ越すときは家庭円満をお願いしましょう!
ヒヌカンだけじゃない!大切にされている屋敷の神様

「沖縄の神様は?」と聞かれたら、ヒヌカンと答える人も少なくありません。
ですが、実は屋敷を守る神様はヒヌカンだけではないんです。
家の外を守る神様
ジョウヌカミ(門の神様)
- 家や建物の入り口を守る神様
- 福や良いことだけを招き、悪いことがやってこないようにしてくれる神様
ナカジンヌカミ(中陣の神様)
- 門と玄関の間を守る神様
- 二ヌファ(北のすみ)
- ウヌファ(東のすみ)
- ウマヌファ(南のすみ)
- トゥイヌファ(西のすみ)
- 家の敷地の四つのすみを守る神様として、昔から大切にされている
- 拝むときは、北から時計回りに北・東・南・西の順に拝む
家の中を守る神様
フールヌカミ(お手洗いの神様)
- 魔物や悪霊を払ってくれる神様
トゥパシラヌカミ(戸柱の神様)
- 家と家計を支える大黒柱と考えられている神様
- 集合住宅が多い現代では玄関を守る神様として大切にされている


集合住宅への引っ越しはどうするの?

集合住宅への引っ越しでは、どの神様を拝めばいいのか分からないですよね?
このようなときは、家を支える大黒柱のような存在のトゥパシラヌカミを通して神々に拝みを捧げます。
用意するもの
御願セットの木の箱(「ビンシー」と呼ぶ)に、お供え物を用意します。
- 神酒(泡盛ではない)
- 洗い米(7回すすいだ米)
- 花米(炊いていない米)
- ウチャヌク(大中小の三段重ねの餅)2セット
- シルカビ(3枚重ねの白い半紙で作る神様のお金)
- 果物の盛り合わせ(バナナ・リンゴ・ミカン)
- タヒラ2枚(日本線香の場合は12本)

購入するときは、取り扱う種類や品数が豊富な仏具店がおすすめですよ。

拝み方と祝詞
玄関で扉に向かいグイス(沖縄の言葉で「祝詞」を指す)を唱えて拝みます。
- トゥパシラヌカミ、果報の本日、屋敷の拝みをさせていただきます
- 四隅の神様、門の神様、中陣の神様、お手洗いの神様へ、トゥパシラヌカミを通して拝みます
- 神々様のお力で悪いことは押しのけ、この家の家族みんなが幸せに暮らしていけますようお守りください
- 最後にシルカビを燃やし、煙を天界に届けます
- 燃え尽きたらお酒を3滴かけます。

まとめ
沖縄の引っ越しの風習3ステップは
- 旧暦と六曜を用いて引っ越し日時を決める
- ヒヌカン(神様)に引っ越しの報告をする
- 味噌と塩をお供えする
味噌と塩をお供えする理由は
- 食品の腐敗防止に塩や味噌に漬けて保存するという食文化が根付いたから
- 味噌と塩は生きる上で最も大切なものと考えられているから
台所に味噌と塩をお供えする理由は
- 家(土地)の中にいる神様でも台所の神様が一番偉いから
お供えした後の味噌と塩を処分する方法は
- 自分の良いタイミングで下げて良い
- 下げた味噌と塩は料理に使うのがオススメ
沖縄の風習を行うときに注意することは
- 神様の前では「悪口」「不満」「愚痴」を言わない
- 個人的な願い事は避ける
沖縄の屋敷の神様は
- 四隅の神様
- 門と中陣の神様
- お手洗いの神様
- 戸柱の神様
集合住宅への引っ越しは
- ビンシーにお供え物を用意する
- 玄関で戸柱の神様を通してグイスを唱えて拝む
今回は「沖縄で行われている伝統的な引っ越しの風習」をご紹介しましたが、いかがでしたか?
沖縄の中でも、その土地や地域、家庭などによって風習が違う場合があります。
しかし、土地は全て神様のものなので「神様から借りて住まわせてもらっている」という考えに変わりありません。
今回の記事を参考に、沖縄に引っ越す際はヒヌカンにお供えものをしてみてくださいね。
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